「家族信託専門士」に認定されて

query_builder 2018/08/31
家族信託
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今月28日に「家族信託専門士」に認定されたことを受けて

今月28日に「家族信託専門士」に認定されました。

長野県内では4人目、諏訪圏内を含む南信地方(伊那市、駒ケ根市、飯田市など)では唯一の資格保持者となります。

また、「家族信託専門士」と「家族信託コーディネーター」の両方に認定されているのは、長野県内で2人のみです。

驚いたことに長野市に資格保持者がいないんですよね。

これでわかるように、「家族信託」の認知度はまだまだこれからなんだなと思っています。

 

相続の目的とは?

相続の目的を考えたことがありますか?

「税金対策」ですか?「財産分け」ですか?

一番の目的は自分自身が大切に守ってきた財産(人・物すべて)を後世に確実に渡していくことではないでしょうか。

自身が守ってきた大切な財産を減らさない手段として「税金対策」や「成年後見制度」などがあるだけのことです。

相続の目的と手段が逆になっていませんか?

 

これからの相続・終活に向けて

いままでは終活を考えることがタブーとされる風潮があり、遺言は縁起が悪いとも言われてきました。

ただ、ご自身が亡くなって、「あとは生きている親族に任せる」、「家族みんな仲良く」と言われても、

それ自体が「争族(あらそうぞく)」の原因となってしまうんです。

これからは、ご自身の体調が悪くなったり、認知症になる前にきちんと財産の行方を決めていくことが必要な時代になります。

そのキーワードは「想い」と「家族会議」です。

まずは第一歩を踏み出してみませんか?

 

「家族信託専門士」とは?

まだまだ「家族信託」の普及がこれからということもあり、私のような実務者もほとんどいないのが実情です。

ただ、これから間違いなく普及することが考えられますので、その時にしっかりと教育を受けた実務者に仕事を依頼していただきたいのです。

私のような士業でも非常に難しい業務のひとつです。

決して目先の料金に惑わされることの無いように注意してください。

相続の目的を決して忘れないでくださいね。

 

一般社団法人家族信託普及協会では、大きく「家族信託コーディネーター」と「専門士」に役割が分けられます。

「家族信託コーディネーター」とは、お客さまと専門士との間に立ち、お客さまの状況やご要望を聞き取って家族信託がいいのか、遺言書のみでいくのか、成年後見制度を活用するのかを総合的に判断する役目があります。

分かりやすく言えば、会社の営業です。事業案内から設計図、見積書の提出までを行ないます。

 

「家族信託専門士」はコーディネーターから仕事の依頼を受け、契約書の作成、公正証書、土地の登記等を行ないます。

どのような契約書が良いのか、ここが非常に難しいポイントになります。

 

カーズの想い

1.お客さまの財産を全力で守ります。

2.お客さまの将来を全力でサポートします。

3.「家族信託」で振り込め詐欺がなくなる世の中を目指します。

4.お客さまの孤独な思いを和らげます。

5.「家族信託」のすばらしさを伝え続けます。

 

「家族信託専門士」となって、身の引き締まる思いです。

初心をわすれることなく、さらなる努力をして参ります。

 

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