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2.82020
まちゼミが開催されました

午前中は「遺言書」、午後は「家族信託」についてみなさんと学びました
今日は岡谷市の諏訪湖ハイツで開催されましたが、非常に多くの方にご来場いただきました。
みなさん、生前の相続に対して何らかの対策をしたかったようですね。でも、どの専門家に依頼していいのか分からず、
そのまま何も対策をしないケースが多いようです。その受け皿としても非常に有意義であったと思います。
「遺言書」は簡単ではない
どうも「遺言書」は、その辺りの紙にご自身の希望を書いて印鑑をついておけばいいというくらいに、簡単に思っている方がかなり多いように感じました。
「本当にその書き方で有効なのか?」「遺留分で揉めることはないのか?」「どうやって保管するのか?」「親族は遺言書を見つけてくれるのか?」
そこまできっちりと考えて作成する方はどれだけいるでしょうか?
極端な例ですが、広告の裏紙でも用紙としては構いません。でもご先祖様から大切に預かった財産であったり、ご自身が命をかけて守ってきた
財産をそんな形で次世代に残すのがいいのか?
それなりの残し方をしたら、次世代もそれなりの財産管理しかしないんだと思います。それでいいのでしょうか?
多少費用が掛かったとしても、正式な形でそこにご自身の想いを込めた形で「遺言書」を作成していただきたいと願っています。
「午後は家族信託セミナー」
「こんな相続なんて知らなかった!!」と題して、午後は「家族信託」についてのセミナーでした。
満席で参加者9名でしたが、「家族信託」について知っている方はいませんでした。
ほとんどの方が、午前の「遺言書セミナー」と一緒に受講され、関心の高さが窺えました。
最初はどんな対策なんだろう?と、全く分からない世界に飛び込んだ状態だったと思いますが、最後の方は質問も活発になり、非常にいい雰囲気で
終了することができました。本当にこんな相続かあるんだというのが感想だったようです。
「一度相談したい」とのお話しや、「難しい言葉を使わずに非常に分かりやすかった」など、非常に嬉しい感想もいただきました。
このまちゼミを通じて、相続の生前対策の重要性の理解、また具体的に生前相続のお手伝いが出来ればと思います。
「まちゼミ」はまだまだ続きます
岡谷市「まちゼミ」は来週も来月も続きます。
既に予約もかなり入っておりますが、まだ空きのある講座もありますので、みなさまからのご連絡をお待ちしております。